男の競技=アメフト!!

そんなアメフトを観戦する前に当サイトでポジションの整理をしておきましょう。

まずはすごく簡単にアメフトの定義と(厳格な)ルールのおさらいをば…

アメリカンフットボールとは

アメリカンフットボールの試合は、全ての年代において、NCAAが定める公式規則(NCAAルール)を基本として行われる。団体の年代や地域事情などを考慮して、ローカルルールが採用される場合もある。例えばNFLでは、プロの試合としての面白みを加えるための独自ルール(NFLルール)が採用されている。この節では、NCAAルールを基本として、NFLルールについても併記する。なお、反則については反則の項に詳述する。
なお、アメリカンフットボールでは長さの単位としてヤード、フィートが用いられる。1ヤード=0.9144メートル、3フィート=1ヤードである。
1チームの人数(1つのプレーにおいてフィールド上に存在する人数)は11人である。ただし、プレーとプレーの間であれば、一度に何人でも交替できる。一度プレーから外れた選手が再びプレーに参加することも可能である。このため、選手の専門化が著しく、オフェンスチーム、ディフェンスチーム、スペシャルチーム(キッキングチーム)の選手に分かれることが多い。ただし、場合によっては1人の選手が複数のポジションを兼ねることもある。NFLにおいては、フィールド上と控え選手を合わせて1チーム53人まで登録できる。

コンタクト

アメリカンフットボールにおけるコンタクトとは、身体の接触を行うことである。アメリカンフットボールのコンタクトは非常に激しく、直ちに負傷につながるおそれがある。このため、安全確保を目的として、コンタクトには厳しい規制がある。
コンタクトはタックルとブロックに大別される。しばしば混同されるが、アメリカンフットボールにおけるタックルとは、ボールを保持する選手(ランナー)の前進を止めるために体やジャージをつかむことであり、ブロックとは、相手選手の体やジャージをつかむことなく、自らの体を使って相手の進路を妨害する(前に立ち塞がる)ことである。状況により、手を開いて相手を押すことはブロックとして認められる。
原則として、ボールを持っていない選手に対するタックルは認められない。ボールを持っていない選手の体やジャージをつかむと反則(ホールディング)となる(例外的に、守備の選手が、タックルのために他の選手を払いのける目的でつかむことは許されている)。
なお、蹴る・殴るなどのラフプレイ、暴力行為は当然禁止されている。

スクリメージ

スクリメージ・プレーとは、攻撃側がボールを前進させるために行う個々のプレーを言う。単にプレーとも言う。ボールが設置され、攻撃側と守備側を隔てるスクリメージラインが存在する状態からのプレーを指す。
プレーは、攻撃側のスナップ(地面に置かれたボールを後方の味方選手に渡すこと)により開始する。スナップ時には、両チームの選手はスクリメージラインより自陣側に位置しなければならない。よって、スクリメージラインを挟んだ両側にそれぞれ攻撃側守備側の選手が向い合って並ぶ。攻撃側の選手は、スナップ時には静止(少なくとも1秒間)していなければならない(例外:マン・イン・モーション)。
ボールを前進させる方法は、主にランプレーとパスプレーに大別される。それぞれのプレーにおいて、選手は予め決められた動き方(アサイメント)に従って動く。通常、どのチームでも複数のプレーにおけるアサインメントを用意しており、状況に応じて使い分ける。このアサイメントをまとめた戦術書をプレーブックと言う。
スクリメージ・プレーの前(フリーキックの場合も同様)には、両チームの選手は一端集合し、次のプレーの戦術確認を行う。これをハドルと呼ぶ。ハドルでは、チームリーダー(攻撃側では主にクォーターバック、守備側ではそれぞれ決められたチームリーダー)が状況を判断し、他の選手にアサイメントを伝達する。監督またはコーチがアサイメントを伝達することもある。監督またはコーチが伝達する場合は、交代選手を伝令とする、チームエリアからサインを送るなどの方法がある。NFLでは、無線通信によりリーダーに直接伝達する方法がとられる場合がある。

ダウンとシリーズ

攻撃側のチームには、当初4回のプレーを行う権利(ダウン)が与えられる。この4回のダウンを順にファースト(1st)ダウン、セカンド(2nd)ダウン、サード(3rd)ダウン、フォース(4th)ダウンという。4回以内のダウンで(フォースダウン終了までに)10ヤード以上前進すると、次のダウンは再びファーストダウンとなり、あらためて4回の攻撃権が与えられる。これを「ファーストダウンの獲得」あるいは「ファーストダウンの更新」という。
逆に、10ヤード前進できなければ攻守交替となり、プレー終了地点で相手チームがファーストダウンを獲得する。つまり、4回の攻撃権に対して、10ヤード前進のノルマが課せられており、この10ヤードの前進が達成できている限り連続して攻撃を行うことができる。なお、相手ゴールライン(エンドゾーン)までの距離が10ヤード未満となった場合には、4回以内のプレーでエンドゾーンまで前進する、つまりタッチダウンすることが必要となる。
攻撃側のチームは、攻撃権を維持したままプレーを繰り返し、最終的にはタッチダウンなどによる得点を目指す。具体的には、各プレーにおいて少しずつでも前進することが目標となる。前進することでファーストダウンの更新(攻撃権の維持)が可能になり、前進を繰り返していくと、最終的には相手陣のエンドゾーンに到達して得点(タッチダウン)できることになる。もちろん、一度のプレーでタッチダウンを行うことも可能である。
逆に、守備側のチームは、相手の前進を食いとどめ、あるいはボールを奪って、攻守交替に持ち込むことを狙う。
なお、攻撃側には4回の攻撃権があるが、3回以内に10ヤード進むことができなかった場合、つまりフォースダウンになった場合には、ファーストダウンの獲得をあきらめてフィールドゴールまたはパントを行うことが多い。
攻撃開始から攻守交代(あるいは得点)までの一連のプレーをシリーズまたはドライブという。両チームが交互にシリーズを繰り返すのが、一般的な試合進行である。
・ファーストダウンの獲得に失敗したとき。具体的には、フォースダウンが終了し、10ヤード前進が達成できなかったか、シリーズ中にファンブル・インターセプトが発生し、守備側がボールを確保してプレーが終了した場合。これらは攻守交替の中でも、特にターンオーバーと呼ばれる。
・フィールドゴールを失敗したとき。
・パントを行い、レシーブ側がボールを確保してプレーが終了したとき。
なお、タッチダウン後のポイントアフタータッチダウンのプレーが終了したとき、またはフィールドゴールにより得点したときは、次のプレーは得点したチームのフリーキックとなるため、事実上、攻守交替となる。

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